ポストモダン建築巡礼
11/03/2020 19:52:22, 本, 磯達雄
によって 磯達雄
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。「バブル建築」とひとくくりにされ、正面から論じられることの少ないポストモダン期の建築。「ポストモダン」が日本を席巻した1975~1995年につくられた有名建築50件の現況を、うんちくたっぷりの文章と初心者目線のイラストでリポートします。「模索期(1975-82年)」、「隆盛期(1983-89年)」、「熟成期(1990-95年)」の3期に分け、時代順に巡ります。旅行記としてもお楽しみください。特別企画として、建築家の隈研吾氏と筆者・磯達雄氏による対談「日本のポストモダン10選」も掲載しています。
ファイル名 : ポストモダン建築巡礼.pdf
以下は、ポストモダン建築巡礼に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
この本に取り上げられている建物群は1995年のバブルと共に終焉したポストモダン建築を50件取り上げて著者のカメラとイラストによる体感を綴っています。日経アーキテクチュアという建築の専門誌に連載されたもので、いまも別のシリーズとして連載しています。結構ボクはこのシリーズのファンで欠かさず読んでいます。建築の紹介本とすると読者のイメージはクールな写真と専門用語の飛び交う業界っぽいがちょっと試食し難いものだと思いますが、この方のイラストはちょっと見ていただくとわかるようにコミックエッセイ的で楽しくそれでいて建物のこだわりどころを写真よりもずっとピントを合わせたものになっていて建築になじみのない方でも充分楽しめる内容になってます。図鑑好きや、SF映画好きや、奇界遺産好きの男子にはおススメです。知らない建物は実際に行ってみたくなりますし、知ってる建物はこんなオモシロイところがあったのか見落としてたッ。と指に力がこもってしまいます。バブル崩壊と共に流行を終えたとされるナンじゃこりゃ?建築がたっぷり楽しめます。BUT,不思議なものでお固いビル群のなかにこれらの建築が点在していると、わあオモロイ、とわりと冷静に納得できるのですが、これだけ集中してまとめて検分してしまうと、オイオイオマエサマ達、いくらなんでも悪ふざけがすぎるんじゃあないのかい?ヒトサマのお金(税金)なんだからもうちょっと真剣に仕事しようよ。と突っ込んでしまいます。建築なりアーキテクトデザインというものはいかんせんカネがかかるものです。芸術的必然性や、ノリやセンスで引いたデザインのラインを具現化するのにとんでもない匠の技や鉄骨加工精度を繰り出したり、清掃や維持管理になけなしの予算を投入してることも現実です。この本の建物の多くは批判の目にさらされたり、健康ランドやショッピング施設に変貌したり更には廃墟の風格をたたえながら立入禁止になったりしてます。すべての大きなコドモタチが祝福され、すくすくと成人していくわけでは無いようです。これがせめてあと一ケタ安く、気安く造り直したり建て替えたりできる製作物であればもっと自由でのびのびと、世間からも大目に見てもらえたのになあと思わずにはいられません。
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